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広報だより

果樹園の再生へ、志縁プロジェクトを活用しグロースガン導入

IMG_9743.JPGJA筑前あさくらは、九州北部豪雨で被災した果樹園地の復旧対策としてグロースガン(圧縮空気による硬盤破砕機)を新たに導入しました。JA、西日本新聞エリアセンター連合会との共同企画「志縁プロジェクト」の志縁金を活用した復興支援対策の一つ。グロースガンの利用による被災園地の復興、再生を目指します。
 グロースガンは地中に圧縮空気を送り込み、根を活性化させる土壌改良機。被災園地の土壌改善による地力増進が目的。被害の大きかった果樹園地では土砂が流入したことで排水性や樹勢が弱まり、農産物の生育にも影響が出ました。3~4月は施肥や土壌改良時期であり、今回導入したグロースガンと梨部会が持つ既存の一台を有効活用することにより、園地の早期復興につなげます。
 豪雨により栽培面積が165アールから120アールに減少した柿部会の永井健一さんは3月中旬、グロースガンを利用。「効果が見えてくるのは少し先だが今は再起の時。じっくりと果樹園復興に取り組みたい」と期待を込めます。
 JAは今後も、果樹農家に栽培講習会などを通じて排水対策として梅雨前のグロースガンの利用を呼び掛けていく考えです。

新規就農センターが本格稼働、若手研修生の就農を支援

_MG_9824.JPGJA筑前あさくらは4月2日、新規就農者の育成、就農を支援する新規就農センターを朝倉市内の廃校跡地に開講しました。JA自己改革の一環で、JA生産部会や朝倉地域担い手・産地育成協議会、県朝倉普及指導センター、市町村など関係各機関と連携し、新規就農支援施設の開設と品目ごとの受け入れ農家の組織化で新規就農者の募集、育成、就農をトータルで支援。農業振興による地域活性化を目指します。

 同センターには、施設トマト用として旧朝倉農業高校跡地に4連棟のハウスを整備。第1期生として管内外から若手研修生3人を迎えました。JA冬春とまと部会の協力を得て、同部会OBの小島美盛さんの指導で栽培技術をはじめ土作り、病害虫防除や施設、農業機械、農業経営基礎を1年間かけて学びます。研修終了後までに、遊休農地、空きハウスの情報収集や有効活用など就農先確保、就農定着までの支援も行います。

同日には開講式が開かれ、研修生の伊藤正隆さん(35)は「一生懸命頑張る。九州北部豪雨の復興支援にも貢献したい」、藤原宏亮さん(28)は「トマト生産者として20年、30年先まで頑張っていきたい」、飯田慎也さん(32)は「独立後は障がい者雇用などを通じて地域活性化を図りたい」と抱負を語りました。

同部会の吉塚郁行部会長も「厳しいとされるトマト栽培に挑む研修生を部会が一体となって応援したい。将来の部会を背負って立つ人材になって、日本一の産地を目指して一緒に頑張りたい」と激励しました。

JAでは、国や県の農業後継者対策などを背景に就農相談件数が急増しているにもかかわらず、管内における就農者数や新規参入者の定着率が低いことから新規就農者の育成を本格的に展開していく考え。同センターによる「冬春トマト」の研修のほかにも野菜、果樹、普通作など品目ごとの受け入れ農家の2つの指導体制で、農業経営を志す新規就農者に対して農業技術や経営方法などの研修を実施。独立後も安定した農業経営ができるよう認定新規農業者として育成、支援していきます。

農業振興課の熊谷直樹係長は「長い準備期間を経てようやく研修がスタートする。3人には積極的に、前向きに取り組んでもらい、終了後は朝倉地域を担うトマト農家を目指してほしい」と力を込めます。

鮮やかに色付いたダイアンサス、出荷ピーク

IMG_9064.JPGJA管内で、可憐なダイアンサスの出荷がピークを迎えています。今年度産は天候の影響で例年より収量は少ないが茎の伸びや花の付きが良く、高品質に仕上がっています。切花部会ダイアンサス研究会会長の中西剛さん(66)のハウスでも、鮮やかに色付いたダイアンサスの出荷調整作業が順調に続いています。
 中西さんは、県育成品種の「紫香の舞」「ピンキー」を約5アールのハウスで栽培。立枯れ病の原因の一つ、フザリウム菌の被害を防ぐため土壌消毒や太陽熱を利用した熱消毒を徹底するなど、高品質安定生産へ向けた栽培に取り組んでいます。中西さんは「出荷が最盛期を迎え、いかに病害の発生を抑えるかが大事だ。徹底した栽培管理に努める」と力を込めています。
 同研究会は主に、広島県や関西方面の市場に向けて出荷し、5月上旬頃までに約15万本の販売を見込んでいます。
 

新鮮でおいしい真っ赤な「博多のトマト」、直売が人気!

_MG_9904.JPG今年も新鮮でおいしい真っ赤な「博多のトマト」をどうぞー。昨年7月に稼働したJA筑前あさくらの中央選果場(朝倉市)の産地直売所で、JA冬春トマト部会自慢の新鮮な「博多のトマト」の販売が人気です。今年度産も玉太りが良く高品質に仕上がっており、甘みと酸味のバランスも絶妙とあり、訪れる人たちを喜ばせています。

同部会は、優良品種「感激73」を栽培。直売所では、箱やかごにぎっしりと詰まったもぎたての「冬春トマト」を直売所ならではの価格で購入できるとあり、地元をはじめ県内外からも連日、多くの人が訪れています。冬春トマト部会によると、今シーズンも売れ行きは上々で、JA野菜課の松尾亮佑指導員も「生産者が心を込めて作ったトマトを、一人でも多くの人に楽しんでもらいたい」と意気込んでいます。

 直売所では、全国各地への発送も行っている。当面は月、水、金曜日の午前10時から午後4時。3月16日からは土曜日も加わる予定。問い合わせは、同選果場(電)0946―23―8340まで。

イチゴの生産拡大や品質向上へ、パッケージセンターで労働力軽減

IMG_7339.JPGJAパッケージセンター(朝倉市)で、共同選果によるイチゴの出荷が順調に進んでいます。イチゴ「あまおう」を一括集約し労働力軽減による収穫や栽培管理作業への有効活用で生産拡大や品質向上につなげ、農業者の所得増大を目指します。

JAは、生産者の高齢化や人手不足を背景に、2015年度よりパッケージセンターを稼働。選果員を雇用しイチゴ生産者の最も労力を要するパック詰めや出荷調整作業の省力化や効率的な出荷体制の構築による生産者の支援が目的。現在は生産者8人が利用しています。パッケージセンターを通じて5月下旬までに約65トンの出荷を見込んでいます。

JAは今後も、生産者、選果員を対象に規格査定会を開き、規格や選別方法を情報共有し秀品率の向上につなげる他、利用者の拡大を進めながら施設の充実による農家支援体制の確立を目指します。

 

写真=調整作業が進むパッケージセンター

シクラメン研究会員の竹末春幸さんが、九州で初の新品種を出荷

JA鉢花部会シクラメン研究会の竹末春幸さん(44)は、久留米花市場によると、天使が羽を広げたように花が咲くのが特徴で30年の歳月をかけ世界初の種間交雑で誕生した「奇跡のシクラメン」と言われる新品種「天使のはね」を九州で初めて出荷しました。
 同研究会は2人が約95アールで栽培。竹末さんのハウスでは赤、ピンクをはじめ紫色といった色鮮やかなシクラメンが並び、クリスマス商戦に向け出荷作業に追われています。今年度産は、夏期に続いた猛暑などの天候の影響も少なく、色付きも良く例年どおり高品質に仕上がっています。
 竹末さんは肥培、温度管理の徹底に努め約40品種、70色を栽培。鉢の株元にマルチシートを張り、太陽の光を反射させて下向きにも葉を伸ばし丸い形に仕上げるなど、株のバランスにもこだわりを見せます。
 主に県内、九州各地の市場に向け12月下旬まで1万2000鉢を販売予定。竹末さんは「消費者のもとへ花を通じて癒しを届けたい。来年度は天使のはねの収量増を目指す」と意気込んでいます。
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写真=竹末さんが手掛ける新品種「天使のはね」

森光商店が売り上げの一部を寄付、三連水車の保存資金と被災農家の支援金へ

IMG_3819.JPGJA筑前あさくら産米を販売する米卸㈱森光商店(佐賀県鳥栖市)が11月8日、JA産米の売り上げの一部を「あさくら三連水車保存会」とJA筑前あさくらに寄贈しました。同社の平 日出海取締役米穀事業部長は「商品を購入いただいた消費者の方々に感謝申し上げる。三連水車を盛り上げる活力にしていただきたいのと、被災された生産者の一日も早い復興を願う」と話しました。
 同社は2002年からJA産米を銘柄「三連水車」として販売。3年前から「ヒノヒカリ」と「夢つくし」を寄付付き商品として1袋(2㎏、5㎏)当たり10円を「三連水車」の保存活動に取り組む同保存会に寄贈しています。
 昨年から、復興応援米として九州北部豪雨による被災地の支援につなげるためプラス10円を積み立て、被災した米生産者の資金として設定。今年は、1袋当たり100円を積み立てる「朝倉郡東峰村棚田米ひのひかり」(1㎏)も対象商品に加わりました。
 昨年10月から今年の9月までに売り上げた寄付金約63万円を同保存会の関屋英幸会長へ、昨年12月から今年の9月までに売り上げた寄付金約56万円をJAの深町琴一組合長に手渡しました。
 保存会の関屋会長は「多額の寄付に感謝し歴史ある水車の保存に努めたい」と力を込めました。
 

 


写真=森光商店から寄付金を受け取った深町組合長㊧と関屋会長㊥

平成CE起工式、施設の機能向上で実需者が求める販売体制の実現を目指す

IMG_3497.JPGJAは10月29日、平成CE(カントリーエレベーター)(筑前町)の機能向上対策工事に伴う起工式を同CE内で行いました。実需者が求める水稲の高温耐性品種「元気つくし」の作付面積拡大を図るとともに、高品質な水稲・麦類の生産や安定した販売体制の実現を目指します。稼動は2019年5月下旬から。深町琴一組合長はあいさつで「管内は県下一の米・麦・大豆の生産地。施設の機能向上により実需者のニーズに応え、販売力の強化にも努める」と力を込めました。


 JA管内の夜須地区は米・麦・大豆を中心とした土地利用型農業が盛んな地域。県育成品種「元気つくし」の生産に積極的に取り組み、作付拡大を計画していますが、同CEの乾燥機、湿式集塵装置の老朽化が進み、乾燥能力の低下や作業環境および周辺環境への悪化が懸念されていました。工事は「2018年度 強い農業づくり交付金事業」を活用。工期は同年8月1日から翌19年3月29日の予定。大型循環式乾燥機50トン×5基、湿式集塵処理装置1基の施設整備を行います。
 モミの乾燥時に稼動する乾燥設備は自己循環式乾燥機。①品位別・水分別に仕分けを行った少量ロットごとの乾燥が可能②ほとんどが自動運転で容易に運転することができ、オペレーターの負担軽減につながる③1次貯留時間を短縮することで品質の向上を図る――。などの利点があります。
 稲わらや乾燥機の埃を集める湿式集塵処理装置は、①集塵機能の改善により乾燥機からの送風効率が改善され、乾燥機能が十分に発揮できるようになり、品質及び食味低下の防止が可能②集塵機から粉塵の飛散が防止されることにより、作業環境及び周辺環境の改善が図れる――などのメリットがあります。


 起工式は、衆議院議員をはじめ県議、行政、JA役職員、施工関係者ら約40人が出席。神事では、参列者による玉串奉てんなどが行われ、神前で建物の安全や繁栄を祈願しました。
 


写真=神事で鎌入之儀を行う深町組合長

中村学園大学×石村萬盛堂の柿スイーツ「どらもち」、善太郎商店で期間限定発売!

DSC_0053.JPG朝倉のおいしさをどうぞー。日本有数の甘柿の産地であるJA筑前あさくら産の柿を使って中村学園大学(福岡市)と和菓子の老舗・石村萬盛堂(同)が産学連携で商品化した和洋菓子「どらもち(朝倉産柿 ヨーグルト風味)」が9月26日、発売されました。同社が九州大学跡地の商業施設「六本松421」で展開する新ブランド「善太郎商店」で1個180円(税込)で10月31日までの期間限定で販売されます。

「どらもち(朝倉産柿 ヨーグルト風味)」は、柿に対して「皮をむくのが面倒」「食べる習慣がない」「地味なイメージがある」などのイメージを持つ若い世代を中心に柿の魅力を発信することで朝倉産の柿を応援しようと、同大学流通科学部の有志学生3人が「福岡のよかもん伝えたいっ隊」プロジェクトの一環でJA筑前あさくらと共同で企画。石村萬盛堂の協力を得て、同店が展開する「どらもち」シリーズの第3弾として今春から約半年をかけて商品化にこぎつけました。

柿の甘さをギュッと閉じ込めて乾燥させたJAの1次加工品である柿チップとさわやかな酸味のヨーグルト風味の白あんを、もっちりとした食感の生地で包みこんだ新感覚がウリ。お茶請けにピッタリな小さ目サイズで、柿をイメージして生地にへたの焼印を施しました。緑茶はもちろんコーヒーや紅茶、牛乳との相性も良いのが特徴です。

 9月12日には商品開発にかかわった学生がJAを訪問し、かき部会の関屋純男部会長らを取材。JA中央選果場での柿の選果や生産者の園地なども視察しました。

26日の発売日には「善太郎商店」の一周年記念商品として学生が同店の店頭に立ち、来店客に朝倉産の柿の魅力や新商品に込めた思いをPRした。29、30日にも学生によるPRが行われる予定。学生は「今までにない柿の食べ方や楽しみ方を提案したい。九州北部豪雨に負けずに一生懸命に柿を栽培する朝倉の生産者の思いを多くの人に伝えたい」と笑顔で語ります。

JA販売開発課の羽野秀樹課長も「今回の商品は中村学園大学を中心に自主的に朝倉地域を元気にしたいとの思いで企画してもらい、大変感謝している。地域の思いが伝わり、少しでも多くの方々に食べていただければ嬉しい」と力を込めます。

あぐりキッズスクール特別講、野菜ソムリエを講師に親子料理教室

_MG_8986.JPGJA筑前あさくらは、管内産の農産物を使った地産地消の親子料理教室を開きました。食農教育活動の一環で児童向けに行っている「あぐりキッズスクール・特別講」として企画し、親子19組42人が参加。野菜ソムリエの手ほどきを受け、「とまとご飯」「野菜たっぷりハンバーグ 梨ソース添え」など旬の野菜や果物をたっぷりと使った料理に挑戦しました。

 親子料理教室は、野菜ソムリエと一緒に料理を楽しみながら地元産の農産物に親しんでもらおうと今年初めて実施。野菜ソムリエプロでジュエルフルーツクリエーターとしても活躍する筑前町在住の森田由美子さんを講師に招き、6班に分かれて筑前町産希少種で「幻の果実」とされる「筑前姫酢」や「博多万能ねぎ」、イチジク「とよみつひめ」、トマトなどを使った4品を作りました。

 父親や祖母の参加もあり、参加者は「普段は忙しくてなかなか一緒に料理作れないので楽しかった」「自分で作った料理はおいしい。家族でまた作ってみたい」などとうれしそうに話していました。食農普及課の中山資喜さんは「今回の料理は栄養満点で生ごみも出ないように工夫されているので、家庭でもぜひ作ってほしい」と話します。

 「あぐりキッズスクール」は農業体験や料理体験などさまざまなカリキュラムを通じて食と農の大切さを、次世代を担う子どもたちに伝えていきます。第12期となる今年度もJA女性部や各生産部会、野菜ソムリエ、地域住民らの協力を得て、野菜の植え付けや収穫、調理体験、みそ造り、お弁当づくり、サマーキャンプなど、食と農に関する多彩なプログラムを企画しています。