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冬の鉢花の女王・シクラメン、クリスマス前に出荷最盛

シクラメン出荷①.JPGのサムネール画像のサムネール画像クリスマスシーズンを前に、JA筑前あさくら管内で「冬の鉢花の女王」と呼ばれるシクラメンの出荷がピークを迎えています。JA鉢花部会シクラメン研究会の西岡宏祐さんのハウス(朝倉市)でも深紅、白、ピンクと華やかな彩りのシクラメンが咲き誇り、急ピッチで出荷作業が進んでいます。

 冬の風物詩シクラメンは耐寒性に優れ、寒暖の差が大きい九州地方で育ったものは特に丈夫なことから、歳暮などの贈答用としても人気が高いです。

 西岡さんはスタンダードの深紅、白、ピンク、パステル系をはじめ、花弁縁に切れ込みが入ったフリンジ系など約20品種を栽培し、その8割が自家交配、自家採種。また全体の3割程度で生育期に4カ月間ほど標高1000㍍の高冷地で促成栽培を行うなど、高品質安定生産体制へ向け独自に取り組んでいます。市場、消費者からの評価も高く、これまでにも数々の賞を受賞しています。

 2019年度産も天候に恵まれ、鮮やかな色付きで株も大きくしっかりと締まり、葉数も多く、高品質に仕上がっています。出荷は主に県内、九州各地の市場に向けて12月下旬まで続き、約1万3000鉢を販売する予定。

女子高生考案の地産地消パン、山田SAで販売中♪

女子高生考案の地産地消パンはいかがー。福岡県立朝倉東高校(朝倉市)の女性生徒4人が考案したクロワッサン「クロい三日月」が11月1日から、大分自動車道山田SA(下り線)のベーカリー「フル・ベジ・ベーカーズ」で販売中です。筑前町産の黒大豆の煮豆とコーヒークリームを挟んだ大人のスイーツ。10月19日に開かれた同校の文化祭での人気投票対決と販売結果をふまえ商品化が決まりました。
 考案したのは、総合ビジネス科3年の徳田絢香さん、原田瑞季さん、中西未奈さん、善鈴奈さん。「地域の特産品を使った地産地消のパンを考案し、朝倉を元気にしたい」と山田SA(下り線)を管理する西日本高速道路サービス・ホールディングス㈱と共同で企画。課題研究の授業の一環として「フル・ベジ・ベーカーズ」と連携し、今年4月から3回の試作、約半年の期間を経て商品化にこぎつけました。
 当初は「クロい三日月」と、米粉パンに地域の特産「あさくら豚米」、キンピラのサラダに柚子胡椒を添えた「きんちゃんすいとーよ」の2種を考案。商品化にあたっては授業で学んだマーケティングの視点を取り入れ、試食コーナーを設けて人気投票を行った。票は真っ二つに分かれたが、38―32の僅差で「クロい三日月」に決まりました。
 「女子高生考案」「大人なスイーツを食べたいあなたに」をキャッチフレーズに1個230円で販売。4人は「みんなで創意工夫を重ねながら考案した。朝倉の特産を多くの方々に広めるきっかけになればうれしい」と笑顔。同社九州支社事業部店舗支援課の登綾音さんも「地元高校生考案の特産品を生かしたパンを通して、地域の魅力をお客様にアピールしたい」と話しています。
 

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文化祭で来場客に試食と投票を依頼する4人
 

 

 

 

1101「クロい三日月」MG_5868.JPG「クロい三日月」

主力の柿「富有」出荷スタート、海外展開も加速

全国有数の甘柿の産地JA筑前あさくら管内で10月31日、主力の柿「富有」の出荷が始まりました。今年度産も品種別、シーズン別管理講習会の開催、適期防除・作業の徹底や病害虫対策による高品質安定生産体制の構築で、着色、糖度ともに高品質に仕上がっています。海外展開も加速、来年2月上旬までに全国各地へ約2500トンの出荷を見込んでいます。
 「甘柿の王様」と呼ばれる「富有」は肉厚で甘みが強く、JAの柿出荷量の約7割を占める主力品種。1980年には「第10回日本農業賞」を受賞しました。2年前の九州北部豪雨の影響があるものの、現在は生産者約384人が約233ヘクタールで栽培します。
 JAでは生産者所得向上のため、販売力強化を推進。生協向けやインターネット通販、業務用の1次加工品などへの販路拡大のほか、中央選果場を拠点に海外展開も加速。昨年度は県、JA全農ふくれんなどと連携してタイ、シンガポール、台湾、米国などへ前年度比3倍となる合計約30トンを輸出しました。
 選果初日の同日、中央選果場には鮮やかに色づいたつややかな「富有」がコンテナで次々と運び込まれ、活気に沸きました。
 JAかき部会では今後もさらなる安定生産へ向けた生産指導、情報発信を行い、筑前あさくらブランドの強化を図っていく考えです。

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写真=出荷が始まった主力の柿「富有」
 

形、色良し、「冬春なす」出荷順調

JA筑前あさくら冬春なす部会で、「冬春なす」の出荷が順調に続いています。今シーズンは、定植時に雨が続いた影響で生育の遅れはあったものの、病害虫の被害も少なく、実も大きく高品質に仕上がっています。来年7月上旬までに県内市場へ向け約350トンの販売を見込んでいます。
 同部会は、今年度から品種を「PC筑陽」に切り替え、生産者13人が約2・8ヘクタールで栽培。「PC筑陽」は、授粉が不要でトゲが少ないため管理作業や収穫、袋詰めなどの作業率向上を見込んでいる。害虫対策にスワルスキーカブリダニやタバコカスミカメなどの天敵の利用による減農薬化なども推進。圃場の巡回や講習会を通じて高品質安定生産に向けた栽培技術の確立に取り組んでいます。
 今後は、出荷目合わせ会や現地検討会などを通じて生育状況の確認、栽培管理方法の情報共有を図っていく考えです。

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写真=色、形ともに高品質に仕上がった「冬春なす」

梨、海外展開を加速、ベトナム向けへ輸出

梨ベトナム輸出.JPGJA筑前あさくら梨部会は10月21日、ベトナム向けに梨「新興」の選果作業を行いました。2017年1月に日本産梨の生果実の輸出が解禁となったことを受けて、昨年度から同国向けの輸出を開始。今年度もさらなる輸出拡大で生産者所得の増大を目指します。

JAではJA自己改革の一環で、中央選果場(朝倉市)を拠点に果物の海外展開を加速。梨もその一つで、昨年度は同国、台湾、タイなどへ合計約2・5㌧を輸出しました。

今シーズンは、同部会の生産者4人が朝倉市の園地約82㌃でベトナム向けの輸出用「新興」「二十世紀」を栽培。6月の現地調査を経て、同日に選果。羽田空港での検疫作業を経て同空港から120㌔を空輸し、現地のコンビニエンスストアなどで販売されます。

管内産の梨は品質が良く海外でも評価が高いため、JAでは今後も海外の富裕層をターゲットにスーパーマーケットや百貨店、レストランなどにも販路を拡大していく考え。果樹課の秦隆浩係長は「今後も国内外でJA筑前あさくらブランドをPRし、生産者所得の増大に努めたい」と力を込めます。

おいしさそのまま、台風17号の被害果を管内各地で特価販売

台風.JPGJA筑前あさくらは、台風17号の被害を受けた梨や柿の落果や傷果の特価販売や、加工品の原料とする取り組みを始めました。被害果を有効利用することで農家の所得減を食い止めることが目的。

 管内では朝倉市を中心に大きな被害が発生。JAは25日から3日間かけて落果した梨や柿を集荷。正品として販売できない傷果、落果などの被害果を規格外品として、25日から中央選果場の産地直売所で販売を始めました。26日には県庁で販売。27日からは管内の各Aコープ、県内の農産物直売所などで店頭販売するほか、中央会などでも販売します。

宮野加工センターでは、オリジナル加工品「梨蜜」の原料として梨の果汁を絞ったりする作業を急ピッチで展開。ホテル日航福岡でも落果や傷果を「カフェレストラン セリーナ」のバイキングなどで活用。管理部調達課の小田和宏課長は「JA筑前あさくらの農産物は新鮮でおいしいと評判。ぜひ応援したい」と話します。

 JAでは今後も、生産者と一体となって対策を強化する考えで、園芸畜産部の窪山喜徳部長は「生産者が被災から立ち直るために、少しでも力になれるように対策を進めていきたい」と力を込めます。

新規就農センター研修生と初の意見交換会を開催

JA筑前あさくらは9月18日、来年度の本格的な就農に向けて新規就農センターの研修生との意見交換会を初めて開催しました。栽培する冬春とまとの来年1月からの出荷を前に今後の実習内容、ハウス整備の初期費用や農地の借り入れ、支援事業など就農準備に向けて協議しました。
 新規就農センター定例会の一環。JA、朝倉普及指導センター、市町村の担当職員ら14人が参加。実習の進捗状況の確認や農地、施設、農機具の貸出などの情報を共有しました。
 JAでは2018年度からJA生産部会、朝倉普及指導センター、市町村などと連携し新規就農者の育成、就農を支援する新規就農センターを開設。冬春とまと用ハウスを整備し、研修生3人が冬春とまと部会OB、各関係機関の職員の指導で栽培講習、農業経営基礎などの研修を一年かけて学びます。
 JA農業振興課の熊谷直樹係長は「10月からは次年度研修生の募集も始まる。研修生の就農後の様々な不安を一つでも減らし、自信を持って農業を開始できるようサポートをしていきたい」と力を込めます。
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写真=質問を投げかける研修生

柿の出荷スタート!今年も高品質生産、海外展開も加速へ

柿初選果2019.JPGJA筑前あさくら管内で9月12日、柿の出荷が始まりました。品種別、シーズン別管理講習会の開催や巡回指導、適期防除・適期管理作業などの徹底による高品質安定生産体制の構築で順調に生育。今シーズンも病害虫の影響も少なく玉太りも良く、高品質に仕上がっています。JAでは生産者、関係各機関と連携し、さらなる販売強化や海外展開による生産者所得の増大を目指します。

JA柿部会では現在、約386人の生産者が合計233㌶で栽培。2年前の九州北部豪雨の被災を乗り越え、昨シーズンからは柿プロジェクトを本格スタート。生産者、関係各機関と連携し、優良品種「秋王」の生産拡大、生協向け、インターネット通販などの販路拡大、直売所や物産展などでの販売促進、6次産業化や規格外品の有効利用による生産者所得の向上を図っています。

 輸出拡大もその一環で、昨シーズンはタイ、シンガポール、台湾、香港、米国へ約30㌧を輸出。今シーズンも中央選果場(朝倉市)を拠点に海外展開を加速させる考えです。

 現在の「西村早生」を経て「早秋」「太秋」「秋王」「早生富有」「富有」「冷蔵柿」と続き、来年2月上旬までに合計約3340㌧を販売する見通し。果樹課の林明生係長は「今年も柿の季節になりました。柿の太りも良く、皆様に美味しい柿を食べていただきたい」と力を込めます。

「敬老の日」の贈り物に、リンドウ出荷順調

リンドウ出荷IMG_4615.JPG9月16日の「敬老の日」を前に、JA筑前あさくら管内ではリンドウの出荷が最盛期を迎えています。今シーズンは、猛暑の影響で株は小さめですが花の色付きも良く高品質に仕上がっています。JA鉢花部会リンドウ研究会の師岡幸一さんのハウスでも出荷調整作業が順調に続いています。
 同研究会は生産者8人が約300アールで栽培。同研究会で栽培する管内ブランド「甘木リンドウ」の「心美」シリーズの一つで、青と白のストライプの花弁が特徴の「心美白寿」は消費者から人気が高い品種です。
 師岡さんはハウス11棟で「心美白寿」「心美静」など4種類を栽培。2017年の九州北部豪雨、18年の西日本豪雨でハウスが浸水し、出荷用の製品が半分以上枯れて出荷できないこともありましたが、豪雨から3年目の栽培に意気込んでいます。今年の8月末の豪雨にも負けずに現在、試験栽培中の新品種の来年度の出荷を目指しており、師岡さんは「全国の消費者に手に取ってもらえるように、さらなる品質向上を目指す」と力を込めています。
 出荷は、関東、関西市場に向け10月上旬までに2万鉢の販売を見込んでいます。



写真=「心美白寿」の出荷作業を行う師岡さん

生産者目線でのおいしい食べ方をPR,福男か大同青果で食べてくれっ祭

食べてくれっ祭.JPGJA筑前あさくらとJA各生産部会は8月30日、特産物や加工品の消費拡大を目指し、福岡市の福岡大同青果で「食べてくれっ祭(さい)IN福岡大同」を行いました。

消費者とのパイプ役である青果市場、仲卸業者、小売業者らに管内特産物をPRし、新しい食べ方の提案を行うことでいっそうの販路・消費拡大を図る目的で企画。博多万能ねぎ、紅たで、柿、ブドウ、梨、アスパラガス、鉢花の各生産部会の部会長、深町琴一組合長、役職員ら総勢約30人が梨やブドウの試食をはじめ、「博多万能ねぎ」のみそ汁、野菜5種にJAオリジナル加工品の柿ドレッシングをかけたサラダ、イチジク「とよみつひめ」や柿などのオリジナルジャムを載せたクラッカーなど各300食分を振舞いました。

この他、オリジナルレシピも配布し、生産者の視点に立ったおいしい食べ方を提案。さらに福岡大同青果幹部・JA全農ふくれんなどと産地情勢、現状報告などの意見交換も行いました。

JAは今後も、生産者や流通業者との連携強化で一層の産地基盤強化を図る考え。園芸管理課の原口宏智課長は「毎年、豪雨災害を受け、市場・仲卸業者の方から心配と励ましの声を頂きありがたく思いました。これからもこのイベントを続け、元気な産地をアピールしていきたい」と力を込めました。