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広報だより

シクラメン研究会員の竹末春幸さんが、九州で初の新品種を出荷

JA鉢花部会シクラメン研究会の竹末春幸さん(44)は、久留米花市場によると、天使が羽を広げたように花が咲くのが特徴で30年の歳月をかけ世界初の種間交雑で誕生した「奇跡のシクラメン」と言われる新品種「天使のはね」を九州で初めて出荷しました。
 同研究会は2人が約95アールで栽培。竹末さんのハウスでは赤、ピンクをはじめ紫色といった色鮮やかなシクラメンが並び、クリスマス商戦に向け出荷作業に追われています。今年度産は、夏期に続いた猛暑などの天候の影響も少なく、色付きも良く例年どおり高品質に仕上がっています。
 竹末さんは肥培、温度管理の徹底に努め約40品種、70色を栽培。鉢の株元にマルチシートを張り、太陽の光を反射させて下向きにも葉を伸ばし丸い形に仕上げるなど、株のバランスにもこだわりを見せます。
 主に県内、九州各地の市場に向け12月下旬まで1万2000鉢を販売予定。竹末さんは「消費者のもとへ花を通じて癒しを届けたい。来年度は天使のはねの収量増を目指す」と意気込んでいます。
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写真=竹末さんが手掛ける新品種「天使のはね」

森光商店が売り上げの一部を寄付、三連水車の保存資金と被災農家の支援金へ

IMG_3819.JPGJA筑前あさくら産米を販売する米卸㈱森光商店(佐賀県鳥栖市)が11月8日、JA産米の売り上げの一部を「あさくら三連水車保存会」とJA筑前あさくらに寄贈しました。同社の平 日出海取締役米穀事業部長は「商品を購入いただいた消費者の方々に感謝申し上げる。三連水車を盛り上げる活力にしていただきたいのと、被災された生産者の一日も早い復興を願う」と話しました。
 同社は2002年からJA産米を銘柄「三連水車」として販売。3年前から「ヒノヒカリ」と「夢つくし」を寄付付き商品として1袋(2㎏、5㎏)当たり10円を「三連水車」の保存活動に取り組む同保存会に寄贈しています。
 昨年から、復興応援米として九州北部豪雨による被災地の支援につなげるためプラス10円を積み立て、被災した米生産者の資金として設定。今年は、1袋当たり100円を積み立てる「朝倉郡東峰村棚田米ひのひかり」(1㎏)も対象商品に加わりました。
 昨年10月から今年の9月までに売り上げた寄付金約63万円を同保存会の関屋英幸会長へ、昨年12月から今年の9月までに売り上げた寄付金約56万円をJAの深町琴一組合長に手渡しました。
 保存会の関屋会長は「多額の寄付に感謝し歴史ある水車の保存に努めたい」と力を込めました。
 

 


写真=森光商店から寄付金を受け取った深町組合長㊧と関屋会長㊥

平成CE起工式、施設の機能向上で実需者が求める販売体制の実現を目指す

IMG_3497.JPGJAは10月29日、平成CE(カントリーエレベーター)(筑前町)の機能向上対策工事に伴う起工式を同CE内で行いました。実需者が求める水稲の高温耐性品種「元気つくし」の作付面積拡大を図るとともに、高品質な水稲・麦類の生産や安定した販売体制の実現を目指します。稼動は2019年5月下旬から。深町琴一組合長はあいさつで「管内は県下一の米・麦・大豆の生産地。施設の機能向上により実需者のニーズに応え、販売力の強化にも努める」と力を込めました。


 JA管内の夜須地区は米・麦・大豆を中心とした土地利用型農業が盛んな地域。県育成品種「元気つくし」の生産に積極的に取り組み、作付拡大を計画していますが、同CEの乾燥機、湿式集塵装置の老朽化が進み、乾燥能力の低下や作業環境および周辺環境への悪化が懸念されていました。工事は「2018年度 強い農業づくり交付金事業」を活用。工期は同年8月1日から翌19年3月29日の予定。大型循環式乾燥機50トン×5基、湿式集塵処理装置1基の施設整備を行います。
 モミの乾燥時に稼動する乾燥設備は自己循環式乾燥機。①品位別・水分別に仕分けを行った少量ロットごとの乾燥が可能②ほとんどが自動運転で容易に運転することができ、オペレーターの負担軽減につながる③1次貯留時間を短縮することで品質の向上を図る――。などの利点があります。
 稲わらや乾燥機の埃を集める湿式集塵処理装置は、①集塵機能の改善により乾燥機からの送風効率が改善され、乾燥機能が十分に発揮できるようになり、品質及び食味低下の防止が可能②集塵機から粉塵の飛散が防止されることにより、作業環境及び周辺環境の改善が図れる――などのメリットがあります。


 起工式は、衆議院議員をはじめ県議、行政、JA役職員、施工関係者ら約40人が出席。神事では、参列者による玉串奉てんなどが行われ、神前で建物の安全や繁栄を祈願しました。
 


写真=神事で鎌入之儀を行う深町組合長

中村学園大学×石村萬盛堂の柿スイーツ「どらもち」、善太郎商店で期間限定発売!

DSC_0053.JPG朝倉のおいしさをどうぞー。日本有数の甘柿の産地であるJA筑前あさくら産の柿を使って中村学園大学(福岡市)と和菓子の老舗・石村萬盛堂(同)が産学連携で商品化した和洋菓子「どらもち(朝倉産柿 ヨーグルト風味)」が9月26日、発売されました。同社が九州大学跡地の商業施設「六本松421」で展開する新ブランド「善太郎商店」で1個180円(税込)で10月31日までの期間限定で販売されます。

「どらもち(朝倉産柿 ヨーグルト風味)」は、柿に対して「皮をむくのが面倒」「食べる習慣がない」「地味なイメージがある」などのイメージを持つ若い世代を中心に柿の魅力を発信することで朝倉産の柿を応援しようと、同大学流通科学部の有志学生3人が「福岡のよかもん伝えたいっ隊」プロジェクトの一環でJA筑前あさくらと共同で企画。石村萬盛堂の協力を得て、同店が展開する「どらもち」シリーズの第3弾として今春から約半年をかけて商品化にこぎつけました。

柿の甘さをギュッと閉じ込めて乾燥させたJAの1次加工品である柿チップとさわやかな酸味のヨーグルト風味の白あんを、もっちりとした食感の生地で包みこんだ新感覚がウリ。お茶請けにピッタリな小さ目サイズで、柿をイメージして生地にへたの焼印を施しました。緑茶はもちろんコーヒーや紅茶、牛乳との相性も良いのが特徴です。

 9月12日には商品開発にかかわった学生がJAを訪問し、かき部会の関屋純男部会長らを取材。JA中央選果場での柿の選果や生産者の園地なども視察しました。

26日の発売日には「善太郎商店」の一周年記念商品として学生が同店の店頭に立ち、来店客に朝倉産の柿の魅力や新商品に込めた思いをPRした。29、30日にも学生によるPRが行われる予定。学生は「今までにない柿の食べ方や楽しみ方を提案したい。九州北部豪雨に負けずに一生懸命に柿を栽培する朝倉の生産者の思いを多くの人に伝えたい」と笑顔で語ります。

JA販売開発課の羽野秀樹課長も「今回の商品は中村学園大学を中心に自主的に朝倉地域を元気にしたいとの思いで企画してもらい、大変感謝している。地域の思いが伝わり、少しでも多くの方々に食べていただければ嬉しい」と力を込めます。

あぐりキッズスクール特別講、野菜ソムリエを講師に親子料理教室

_MG_8986.JPGJA筑前あさくらは、管内産の農産物を使った地産地消の親子料理教室を開きました。食農教育活動の一環で児童向けに行っている「あぐりキッズスクール・特別講」として企画し、親子19組42人が参加。野菜ソムリエの手ほどきを受け、「とまとご飯」「野菜たっぷりハンバーグ 梨ソース添え」など旬の野菜や果物をたっぷりと使った料理に挑戦しました。

 親子料理教室は、野菜ソムリエと一緒に料理を楽しみながら地元産の農産物に親しんでもらおうと今年初めて実施。野菜ソムリエプロでジュエルフルーツクリエーターとしても活躍する筑前町在住の森田由美子さんを講師に招き、6班に分かれて筑前町産希少種で「幻の果実」とされる「筑前姫酢」や「博多万能ねぎ」、イチジク「とよみつひめ」、トマトなどを使った4品を作りました。

 父親や祖母の参加もあり、参加者は「普段は忙しくてなかなか一緒に料理作れないので楽しかった」「自分で作った料理はおいしい。家族でまた作ってみたい」などとうれしそうに話していました。食農普及課の中山資喜さんは「今回の料理は栄養満点で生ごみも出ないように工夫されているので、家庭でもぜひ作ってほしい」と話します。

 「あぐりキッズスクール」は農業体験や料理体験などさまざまなカリキュラムを通じて食と農の大切さを、次世代を担う子どもたちに伝えていきます。第12期となる今年度もJA女性部や各生産部会、野菜ソムリエ、地域住民らの協力を得て、野菜の植え付けや収穫、調理体験、みそ造り、お弁当づくり、サマーキャンプなど、食と農に関する多彩なプログラムを企画しています。

柿出荷スタート!新選果場拠点に海外展開も加速

_MG_8788.JPG全国有数の甘柿の産地、JA筑前あさくら管内で9月10日、柿の出荷が始まりました。品種別、シーズン別管理講習会の開催や巡回指導による病害虫対策、適期防除・適期作業などの徹底による高品質安定生産体制の構築で順調に生育。雨が少なく高品質に仕上がっています。今年7月に稼働開始した中央選果場(朝倉市)を拠点に、一層の販売力強化や輸出拡大による生産者所得の向上を目指します。

 JA管内は昨年7月の九州北部豪雨で大きな被害を受けましたが、部会とJAが一体となり営農再開、継続へ向けて様々な取り組みを展開してきました。現在は約400人の生産者が240㌶で主力の「富有」をはじめ「西村早生」「早秋」「太秋」「秋王」などを栽培します。

 今年度も、新拠点稼働による集出荷体制の効率化をはじめ優良品種「秋王」の生産拡大、生協向け、インターネット通販などの販路拡大、直売所や物産展などでの販売促進、規格外品の有効利用による生産者所得の向上を図ります。さらに現在はタイ、シンガポール、台湾、香港へ輸出しているが、米国での柿輸出解禁の動きを受けて出荷の条件である園地登録を行うなど、今シーズンからの米国向け輸出も目指しています。

現在の「西村早生」を経て「早秋」「太秋」「秋王」「早生富有」「富有」「冷蔵柿」と続き、来年2月上旬までに合計約3500㌧を販売する見通し。果樹課の櫻木将俊営農指導員は「今年は天候良く病気が少ないため、良好に生育している。おいしい朝倉の柿を多くの人に食べて欲しい」と意気みます。

豪雨乗り越え、東峰村小石原地区で米の収穫始まる

IMG_1195.JPG九州北部豪雨を乗り越え、JA筑前あさくら管内の東峰村小石原地区で、米「夢つくし」の収穫が順調に続いています。豪雨被害を乗り越えた野寄宗春さん(83)の水田でも、収穫作業に追われています。
 豪雨の影響で、同村での作付は約2割減少したものの、5月中旬に災害応急用ポンプの設置や徹底した防除、水管理で例年に比べ病害虫の被害も少なく高品質な仕上がりです。収穫は10月上旬頃まで続き、東峰支店での直売や全農ふくれんを通じて米卸業者などに販売されます。
 今年度のJA管内の水稲作付面積は合計約3000ヘクタール。管内でも同月上旬頃に収穫のピークを迎えます。
 野寄さんは「寒暖差のあるこの地区はおいしい農産物が育つ。昨年は水田に土砂が入ったが今までにないぐらい高品質に仕上がっている」と意気込んでいます。

 

JA自己改革の一環、ぶどう部会が労働力軽減に向けてVF出荷を活用

VF出荷IMG_9580.JPGJA筑前あさくらぶどう部会は、生産者の作業負担軽減による生産拡大やコスト削減による農業者の所得増大に向け、JA全農ふくれんにパッケージを委託するVF(ベジタブル・フルーツ)出荷の活用に力を入れています。
 JA自己改革の一環。生産者の出荷調整作業の労力削減に向け、昨年度からブドウ「シャインマスカット」のVF出荷の利用を始めた。収穫したブドウを袋掛けしたまま詰めることができ、調整作業の軽減や専用コンテナを使用するため段ボールなど資材費の削減にもつながります。
 7月18日には、シャインマスカットコンテナ出荷要領説明会を朝倉市で開き、JA、全農ふくれん職員が生産者に出荷要領や出荷規格、詰め方などを説明し情報共有しました。
 出荷は全農ふくれんを通じて主に九州のグリーンコープ生協などで販売されます。果樹課の高野紗也加営農指導員は「生産者の箱詰め省力化や安定した単価での販売により生産量・面積拡大につなげたい」と話しています。

 

写真=専用コンテナを利用する生産者

異業種と連携し企業CSR活動、耕作放棄地や被災農地再生へエゴマ定植

CSR活動えごま定植集合写真_20180728.jpgJA筑前あさくらは、商社、IT企業、メーカーなどが共同参画する「アグリガーデンスクール&アカデミー福岡・朝倉校」で企業CSR活動と九州北部豪雨からの復興、耕作放棄地の復活などと連動させた一体型研修事業としてエゴマの定植体験を行いました。新しいスタイルの社会貢献の一環。参加企業側は農作業体験や食育を通じて社員の心と体の健康を取り戻すこと、JA側は被災農地復活による地域農業の復興が狙い。企業経営資源と地域資源の融合による地域ブランド産品づくりで地域再生を目指します。

研修は、「企業人材リフレッシュ&リセットのための農業研修事業」として、同校を運営する(株)アグリガーデンスクール&アカデミーが企画。リフレッシュやリセットが必要な企業の現役社員やセカンドキャリアパスが必要な定年退職者世代を対象に実施しました。6月の基礎研修を経て7月28日に、九州北部豪雨の被害が大きかった地区の一つ、朝倉市杷木松末地区でJA、IT企業、銀行などの異業種10社から総勢約70人が参加し、地域の生産者とともに約7㌃にエゴマを定植しました。

来年3月までに3回にわたって収穫、乾燥、脱穀、商品化、プランター栽培研修などを行い、来年春に「ASAKURA EGOMA OIL」として商品化。地域の農産物直売所やふるさと納税などを通じて販売します。

JA地域振興部の林俊幸部長は「今後とも様々な業種と連携しながら、農業の新しい可能性を追求し、生産者所得の向上に努めていきたい」と力を込める。

「アグリガーデンスクール&アカデミー福岡・朝倉校」は廃校跡地を拠点に、人的ネットワークなどの経営資源や地域資源を融合させた新時代の農業ビジネスの創造に取り組んでいます。農業のノウハウや人的・地域資源を生かして医農連携や健康予防などの分野で新付加価値のビジネスを構築し、農業を通じた地域創生、社会貢献を目指します。

トメ

梨出荷スタート!新拠点となる中央選果場から海外へも

IMG_7559.JPGJA筑前あさくら管内で7月10日、梨「幸水」の出荷が始まりました。九州北部豪雨や台風などの影響はあったものの今シーズンもみずみずしく、糖度、色づきともに高品質に仕上がっている。新拠点となるJA中央選果場は連日、出荷作業に追われています。

 JA梨部会では、56人の生産者が合計約53ヘクタールで梨を栽培しています。今シーズンからは、3月に完成した中央選果場で選果、出荷作業を実施。従来の選別機にはない省エネルギー、省音効果を持つ次世代型選別機に無落差式選別機を導入、梨は供給部で乗った姿勢のまま排出されるためぶつかりがなく、果実を傷めずに済むなど安全・安心に配慮した最新の高精度・高能力機器を搭載しています。

出荷は今後、「豊水」「二十世紀」「あきづき」「新高」「新興」「愛宕」と続く予定。同部会の井上常人部会長は「各地で起きている豪雨被害に昨年の朝倉を思い出し、涙があふれる。改めて収穫を迎えること下ばかり向いているわけにはいかないので、“がんばろう!あさくら”を合言葉に、梨を通じてJA筑前あさくらの元気を届けたい」と力を込めます。

同部会では生産販売体制の再構築と付加価値の増大による販売強化を図るために2017年1月の日本産梨の輸出解禁を受け、今シーズンから福岡県で初めてベトナム向けの梨輸出にも本格的に乗り出します。