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2011年3月の広報だより

奇祭「泥打祭」

230328do泥打祭.jpg泥を投げ付けて今年の農作物の作況を占う奇祭「泥打祭(どろうちまつり)」が3月28日、朝倉市杷木穂坂の阿蘇神社で行われました。泥付きが多いほど豊作になるという言い伝えがあり、関係者は「泥付きはなかなか。今年は豊作になりそうだ」と、泥だらけになった代宮司の白装束を見て満足の表情を浮かべました。

江戸時代から続くとされる同神社の伝統行事で、県の無形文化財。大杯で酒を飲んで顔を真っ赤に染め千鳥足になった代宮司は、両脇を抱えられ、12人の氏子が投げる泥を浴びながら獅子先導のもと神社の石段を下り参道を通って、約500メートル離れた地区の道祖神までの距離を歩きました。

訪れた地元住民や観光客らも、飛び交う土で泥だらけになりながら、祭りは終始歓声に包まれていました。

桃の花満開

IMG_3895桃開花.JPGJA筑前あさくらもも部会員のハウスで3月17日、早生品種「日川白鳳」が開花を迎え、授粉作業に追われています。ピンク色の鮮やかな花びらがハウス全体を覆い、陽気な春を感じさせます。

今年は、近年の温暖化の影響で例年より2、3日開花が早いものの、花付きも良く順調に生育しています。

露地栽培は3月下旬ごろに満開を迎える予定で、花粉を持たない「川中島白桃」「志賀白桃」の2 品種に対し、他品種の花粉を使って毛ばたきで人工授粉を行います。

桃の出荷は6月上旬から始まる予定です。

自慢の柿を世界へ

Img_5104web.jpgカナダと中国・香港の農産物輸入業者、福岡県の担当者が3月18日、JA筑前あさくらを訪れ、柿の海外販売に向けてJA側と協議、双方が今後の取引に向けて交渉を継続することで一致しました。

「冷蔵柿」を試食した業者は、「今までに食べた海外産の柿の中で一番おいしい」と、糖度の高さや歯ごたえの良さなど、その食味を高く評価。JA担当職員は「筑前あさくら産の柿のおいしさや、産地の取り組みを理解してもらえた。多元的に農産物の販売を進めていきたい」と、新たな販路の構築に意欲を見せます。

JAかき部会は現在、約550人の部会員が合計410haで柿を栽培。「西村早生」「伊豆」「富有」などを主力品種に位置づけ、年間5000トン以上を販売する全国有数の甘柿産地です。

JAは販売開発課を中心に、販路拡大戦略を着実に進めており、国内外での試食販売や関係者との協議などを積極的に展開しています。海外向けには今年度、タイへ柿を輸出・販売し、品質の高さが現地の消費者、市場関係者から人気を集めました。

カナダの業者は「まずは母国で市場調査を行い、販売単価の設定を進めたい」と、柿の輸入に向けて段階的に取り組んでいく考えを示しました。 

新セルフ給油所の建設始まる

Img_3400web.jpgJA筑前あさくらは東峰村で3月8日、新たな給油所「JAセルフステーション宝珠山」の建設に伴う起工式を開きました。フルサービス形態のJA宝珠山給油所をリニューアルし、管内5番目のJAセルフ給油所として、今年6月中旬にオープンする予定です。

旧宝珠山給油所は、地域の基幹道路である国道211号線沿いに立地。山間部に位置する同村の給油拠点として燃料油類を供給してきました。

新たに建設する給油所はセルフ方式を採用します。起工式には地元組合員やJA役職員、施工関係者など約40人が出席。宮司が厳かに神事を執り行い、全員で工事期間中の安全を祈願しました。  

健康志向の「柚子ふりかけ」新登場♪

IMG_6998h.jpgJA筑前あさくらは8日から、清水の流れる東峰村産の香り高い黄ユズを使った「朝倉さんちの柚子ふりかけ」を発売しました。口の中いっぱいに広がるユズの香りが早くも人気を集めています。JA販売開発課が「朝倉さんち」シリーズとして企画したもので「味噌(みそ)汁」「柿カレー」に続く第3弾。同地区では、ユズを特産品にしようとJAや行政が一体となって生産振興に取り組んでおり、さまざまな加工品開発を行っています。

原料のユズは、JA宝珠山乾燥加工所で丁寧にむいた皮を遠赤外線の乾燥機でじっくり乾燥させ、すり潰して粉にしたものを使用しています。また、管内特産の「富有柿」をスライスし乾燥させた「柿チップ」のほか、玄米、大麦、もちあわ、うるちひえなど8種類の雑穀を使い、健康志向で栄養満点のふりかけに仕上げました。「自然の味」にこだわり、防腐剤は一切使わずに仕上げました。野菜のフレークも加え、うま味を凝縮。鮮やかな色とさわやかなユズの香りが食欲をそそる逸品です。

パッケージは既存の商品との差別化を図るため、背が高く細長い容器に設定。使用時に握りやすいデザインとしました。

1ビン50㌘入りを480円(税込)で管内の直売所やインターネットで販売します。 

地元飲食店が「地域力」を発揮

Img_3327web.jpg地元特産の小麦を使って地域活性化を図ろうと、筑前町内の飲食店10店舗以上が手を組み、「筑前町麦プロジェクト運営委員会」を発足させました。

3月2日には同町で第一回目の会議を開き、飲食店やJA筑前あさくら、JA全農ふくれん、製粉業者から約20人が出席。飲食店が地場産の小麦を料理の素材として取り入れることで、地域全体へ新たな顧客の呼び込みを図ります。

麦作地帯として県内屈指の規模を誇る同町は、合計約1650haで年間5600トンの麦類を生産しています。同プロジェクトには町内の中華料理、フランス料理、和食、うどん、ラーメン、パン、菓子製造など、商品の原材料として小麦粉が必要不可欠な、さまざまな分野の飲食店が参加。各店が町内産の小麦を使って麺類やパンなどを試作して持ち寄り、その食味を高く評価しました。

会議では、JAライス事業課の職員が同町で栽培される麦の概要や、高品質にこだわる生産者の取り組みを解説。また、製粉業者が小麦の品種ごとの特性などを説明し、参加者は熱心に耳を傾けていました。

同プロジェクト委員のひとりは「食による地域活性化をスローガンに掲げ、『麦の里・筑前町』の内外への周知、浸透を目指したい」と意気込んでいます。 

「博多のトマト」直売開始

Img_3316web.jpgJA筑前あさくら中部総合選果場(朝倉市堤)の産地直売所で3月1日から、JA冬春トマト部会自慢の「博多のトマト」の直売が始まりました。

訪れた客からは「甘味と酸味のバランスが絶妙なおいしさ」と好評。店舗内には、同部会が生産した真っ赤なトマトが所狭しと並び、連日大勢の客でにぎわっています。

今年度産のトマトの生育は病害虫の影響も少なく、色づき良好で高品質な仕上がり。食味にこだわる部会のトマトは人気で、市内外から多くのリピーター(再来訪者)が訪れています。

直売は5月下旬までで、地方への発送も行っています。問い合わせは同選果場、(電)0946(24)6730。 

今年の占いは・・・?

Img_6298web.jpgかゆに生えたカビの具合で今年の農産物の作況を占う「かゆだめし」が3月1日、朝倉市山田の恵蘇八幡宮で開かれました。「今年は風も無く水も十分。害虫に注意すれば米、麦とも豊作になるだろう」との結果が出ました。

「かゆだめし」は、同神社で200年以上続くとされる伝統行事。かゆは毎年2月15日、3つの銅製の器に盛って神前へ保管し、3月最初の「卯(う)の日」に取り出すのがしきたりとなっています。

カビは色によって黒が害虫、青が水、赤が日照、黄色が作況などを示すとされます。また、3つの器に入ったかゆは、「水稲」「麦」、「豊前」「豊後」「筑前」「筑後」、「早生」「中生」「晩生」などを意味するといわれています。

同神社の神殿で氏子らが見守る中、上原実二(みつぐ)宮司がかゆの入った木箱を開きました。一同は表面に付いたカビの色を慎重に判断したほか、包丁で表面を削って深さも確認。「良好な作況」との結果に、氏子らは満足そうに笑みを浮かべていました。