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トピックス

2017年8月の広報だより

肥育牛部会の堀内牧場、全共の肉牛の部に福岡県から初出品

IMG_9947.JPGJA筑前あさくら肥育牛部会の㈱堀内牧場は、9月に宮城県で開かれる全国最大の和牛品評会「第11回全国和牛能力共進会」の「肉牛の部」に福岡県代表として初めて出品します。同牧場の堀内幸浩さん(44)は本番を前に「嬉しい報告で、九州豪雨災害で大変な思いをしている地域の皆さんを元気にしたい」と張り切っています。
 出品するのは「太郎68号」で、区分は「肉牛の部」の第9区(去勢肥育牛)。各県2頭しか出品できない狭き門で、福岡県は初出品。
 堀内さんは警察官を経て家業を継ぎ、現在、朝倉市で250頭の黒毛和牛を肥育しています。今年で14年目を迎え、信条は「普段から動きや様子を観察、洞察し、牛に寄り添う。ストレスを最小限にすることで牛の能力を最大限に引き出す」。
 稲わらは近所の農家が提供してくれる地場産を使用。濃厚飼料といわれるエサも独自のこだわりがあり、大麦、トウモロコシ、大豆かす、酒米の糠、ビール仕込み粕などを自家配合して作っている。稲わらを提供してくれる農家の田んぼにお礼として堆肥を散布するなど、地域との共生、循環型農業の構築にも取り組んでいます。肥育業界では珍しいとされる細霧装置とファンを牛舎に設置し、夏場の温湿度管理の徹底を図っています。
 今後は肥育牛部会、JA、関係機関と連携し、食育活動や故郷で育まれてきた肥育牛文化の再興を目指していきたいと考えており、堀内さんは「肥育牛といえば福岡、そして筑前あさくらと言われるように頑張っていきたい」と話しています。

早急な復旧へ向けて、第2次人的支援開始

IMG_3100.JPGJAは8月28日、第2次となるJAグループ福岡豪雨災害農業復興支援隊の第1陣出発式をJA東部選果場で開きました。
 「平成29年7月九州北部豪雨」によって被災した圃場、農業施設を復旧し、組合員の早急な営農活動の再開を目的としてJAが8月8日にJAグループ福岡災害対策本部へ依頼。県内全JAと中央会・連合会から役職員らが派遣される予定です。人的支援は9月27日まで全7陣で編成。
 同日、支援隊は果樹、鉢花生産者の圃場やハウス内の泥や流木の撤去に汗を流しました。
 第1次の人的支援は、7月13日から8月12日まで全9陣で編成され、延べ1000人以上が派遣された。主に朝倉地区の各生産者の圃場やハウス、農業施設周辺に流入した泥や瓦礫の撤去作業が行われました。 
 JAは今後、同グループの人的支援を受けながら立ち入り制限が解除された東峰、杷木地区などの柿、ブドウなど果樹の園地の復旧作業も展開する考えです。

豪雨乗り越えブドウ出荷、復興への希望託す

IMG_1565.JPG A筑前あさくらぶどう部会では、豪雨を乗り越えたブドウ「博多ベリー」「博多巨峰」「博多ピオーネ」を中心に売れ行きは好調です。盆前出荷も終わり、被災した杷木選果場からも現在、復興への希望を託したブドウが各市場へ向けて届けられています。
 「平成29年7月九州北部豪雨」の影響で同選果場を含む農業施設が浸水被害に遭いましたが、生産者、JA職員らの懸命な復旧作業によって、7月17日には同選果場での集荷を再開しました。
 出荷は広島、九州、県内市場に向けて9月中旬頃まで続く予定。生産者は「家も被災し、圃場には胸の高さまで土砂が入った。被害をまぬがれたブドウを少しでも多く収穫して消費者へ届けたい。そして、残された農地を守りながら農業を続けていく」と意気込んでいます。 

夏芽アスパラガス出荷順調

IMG_1165.JPGJAアスパラガス部会では、夏芽アスパラガスの出荷が順調に続いています。髙良弘行さん(58)のハウスでも連日、収穫作業に追われています。
 夏芽アスパラガスは、肉質がしっかりとしていてシャキシャキした食感が特徴。今シーズンは、昨シーズンに比べて収量は少ないものの病害虫も少なく良好な仕上がりです。
 同部会では、15人の生産者が約3・5ヘクタールで栽培。高品質安定生産に向けて、定期的に講習会や現地検討会などを行っています。
 JAは今後も、さらなる品質向上、収量増加に向けて、病害虫防除など適期の栽培管理の徹底を図っていく考え。9月までに春芽、夏芽合わせて合計約40トンを関西、県内市場へ向けて販売する予定です。
 髙良さんは「丹精込めて作ったアスパラガスを消費者の皆様に届けたい」と話しています。IMG_1165.JPGIMG_1165.JPG 

日本通運社員が、ハウス内の片付け作業

IMG_1459.JPG 平成29年7月九州北部豪雨」の被災地、JA筑前あさくら管内で8月5日、「博多万能ねぎ」を輸送する日本通運株式会社の社員が、ボランティアでハウスの片付け作業を行いました。
 ボランティアは災害支援の一環で同社の福岡、北九州、久留米航空支店から計10人が参加しました。「博多万能ねぎ」生産者の丸林新二さんの圃場(朝倉市)で、連日の暑さで固く干上がったハウス内の泥や周辺の泥の撤去作業に取り組みました。
 今後も同社は、延べ80人を派遣し復旧作業を行う予定。久留米航空支店の福田忍支店長は「被災した方たちの力になれるよう、ぜひとも支援していきたい」と話しました。

 

 

写真=泥の撤去作業に汗を流すボランティア 

色付き良し、夏を告げるホオズキ出荷順調

IMG_1051.JPGJAホオズキ研究会では、夏を告げる盆用ホオズキの出荷が順調に進んでいます。今シーズンは、生育中期に高温、乾燥が続いた影響で昨シーズンに比べて草丈は若干低いが、実の着色も良く高品質に仕上がっています。
 ホオズキは大きく色鮮やかな実が特徴。先祖の霊はちょうちんの火を頼りに集まるといわれており、ホオズキをちょうちんに見立てて精霊が道に迷わないよう、盆に飾るようになったといわれています。
 同研究会は、生産者3人が約25アールで栽培。高品質と出荷本数の増大を目標に、病害虫防除の徹底と適期の栽培管理を行っています。
 出荷先は主に関東、関西、県内市場へ向けて10日まで行い、全体で約1万3000本の出荷を予定しています。
 同研究会の行武靖泰さんは「盆用の商材として欠かせないものであり、需要期に出荷できるよう努力していく」と話しています。

盆用ユリ「シンテッポウユリ」、今年も高品質

IMG_9599.JPGJA筑前あさくら管内で露地栽培用の盆用ユリ「シンテッポウユリ」の共同選花が1日、中部選果場でスタートしました。「平成29年7月九州北部豪雨」の影響で被災した圃場もありましたが、その後の細かな管理により伸び・輪の付きともに高品質に仕上がっており、8月中旬までに九州方面市場へ合計約6万本を出荷する予定です。

JA切花部会シンテッポウユリ部は現在、生産者5人が約20㌃でシンテッポウユリを栽培。輪数が付きやすく秀品率が高い品種「西尾系」へ全量更新し、8月上旬に開花期を迎える「西尾4号」を導入、需要がピークを迎える盆前出荷体制を確立しました。

さらに県朝倉普及指導センターとの連携で講習会の開催や現地巡回などを実施し、生産者間の情報交換、市場への産地情報の発信力を強化。生産者所得の向上を図っています。

同部では今後も生産者、JA、市場と一体となった産地化を推進していく考えで、田頭正美部長は「品種の更新や施肥の工夫で、これまで以上に盆前出荷へ対応できてきている。今後も一層の産地化を目指す」と意気込んでいます。

みずみずしい「博多きゅうり」、出荷順調

IMG_9376.JPGJA筑前あさくら管内で、みずみずしい「博多きゅうり」の出荷が順調に続いています。今シーズンは定植期間に好天に恵まれ、生育は良好、高品質に仕上がっています。JAでは今年11月までに合計約70㌧を県内市場へ向けて出荷する予定です。

JA夏秋きゅうり研究会は生産者7人が約1㌶で「博多きゅうり」を栽培。全生産者の圃場を巡回する現地検討会の開催など、栽培技術の向上に努めています。

JAでは今後も、高品質安定生産体制の確立を通じてさらなる収量増に取り組んでいく考えです。