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トピックス

2020年4月の広報だより

茶の摘採・出荷まもなくスタート、一番茶のみずみずしい新芽広がる

茶出荷まもなく2228.JPG JA管内で、一番茶の摘採・出荷がまもなく始まります。茶業部会の大倉伸生部会長の茶園(朝倉市)でもみずみずしい新芽が伸びそろい、栽培管理に余念がありません。今年産は、天候の影響で例年に比べて生育の遅れはありますが、霜害も少なく高品質な生葉に仕上がっています。
 同部会は生産者8人が約1・8ヘクタールで茶「やぶきた」を中心に栽培。主に一番茶を出荷しています。摘採した生葉は、JA上秋月製茶工場(同市)に持ち込みます。その日のうちに生葉を蒸し、もみ、乾燥の工程を繰り返し、荒茶と呼ばれる煎茶に加工し、うま味、香りを最大限に引き出しているのが特徴です。
 4月28日に摘採・製茶加工が始まり、30日からJA全農ふくれん茶取引センターの入札会に出荷します。一番茶の摘採、出荷は5月上旬頃まで続き、荒茶で約2トンの出荷を見込んでいます。大倉部会長は「今年もおいしいお茶ができそうだ。多くの方に旬のお茶の味や香りを味わってほしい」と期待を込めています。

camera=新芽が伸びそろった摘採作業間近の茶園

災害復興へさらに前進、JAファーム事業第2弾で今年度スタート目指す

災害復興1.JPGJA筑前あさくらは、九州北部豪雨支援の一環として農地中間管理機構を通して荒廃地の利用権を取得し、被災農家の営農再開を支援するJAファーム事業の第2弾を今年度、新たに朝倉市杷木・朝倉の2地区で展開します。JAでは同事業を営農復興へのモデルケースとし、関係各機関と連携しながら他地区や他品目での展開も検討していきます。

JAでは2019年度、代替地の準備やハウスなどの初期投資の負担を小さくし、アスパラガス部会など関係機関と連携した営農指導などを通じて被災農家の早期の営農復興を後押しする目的で同市杷木地区の荒廃地約40㌃に「久喜宮ドリームファーム」を開設。2020年2月から22年1月までの期間、農作業を委託する被災農家「ファームディレクター」と生産管理委託契約を結び、JA自らが2年間、農業経営を行います。3年後に経営委譲を図ります。

新たに展開するのは、杷木地区の約35㌃と朝倉地区の約30㌃。広報誌での募集や説明会の開催などを行い、早ければ6月下旬までに農作業を委託する「ファームディレクター」を決定。ハウス建設、土壌づくりなどを経て、来年3月の定植を目指します。関係各機関やアスパラガス部会と連携して「ファームディレクター」を育成し、23年の経営委譲を行いたい考えです。

今後復興が進む中、JAではそれぞれの被災地区の実情に合わせた営農計画策定に参画し、将来の産地維持のため、積極的に提案していく考え。

災害復興対策室の濱崎俊充課長は「次の一歩を躊躇している被災農家の方々の新たな一歩を踏み出すきっかけづくりを、今後とも積極的に支援していきたい」と力を込めます。

写真=「久喜宮ドリームファーム」でアスパラガスの栽培に挑むファームディレクターとJA職員

復興へ弾み、「久喜宮ドリームハウス」が本格稼動!アスパラ5000本を定植

完成式2.JPGJA筑前あさくらが九州北部豪雨支援の一環として荒廃地の利用権を取得し、被災農家の営農再開を支援するアスパラガスハウス「久喜宮ドリームファーム」で、初めてのアスパラガスの定植が行われました。JA、朝倉普及指導センター職員ら延べ約40人も駆けつけ、ファームディレクターとしての新たな第一歩を応援しました。2021年3月からの収穫を目指します。

今年1月の委嘱式、同2月の完成式を経て、2日間でハウス5棟に苗約5000本を定植。苗はJAと西日本新聞エリアセンターが共同で展開した「志縁プロジェクト」の支援金で購入しました。ファームディレクターの一人、井上麻美さんは夫婦で一本一本を丁寧に定植しながら「たくさんの方々の支援に感謝している。ぜひ頑張って地域を明るくしたい」と張り切っています。JA災害復興対策室の濱崎俊充課長は「いよいよ久喜宮ファームがスタートした。ファームディレクターとしっかりタッグを組んで絶対に成功させたい」と力を込めます。

「久喜宮ドリームファーム」は、朝倉市杷木地区の荒廃地(約4000平方㍍)の利用権を農地中間管理機構を通じてJAが取得し、JA自らが2年間、農業経営します。2020年2月から22年1月までの期間、農作業を委託する被災農家「ファームディレクター」と生産管理委託契約を結び、3年後に経営委譲を図ります。

ジャムやアイスクリームの原料へ、イチゴの1次加工が本格化を迎える

イチゴ1次加工2139.JPG JA筑前あさくらの宮野加工センター(朝倉市)でイチゴ「あまおう」の1次加工が本格化を迎えています。規格外品の有効活用による農業者所得の増大を目指し、1次加工品による販路拡大を行い産地基盤の強化を図ります。
 JAは、加工センターを拠点にジャム、アイスクリームなどJAオリジナル加工品の原料としてだけではなく、菓子メーカー、外食産業やコンビニエンスストアなどに向け、1次加工品の販路拡大を進めている。商談会などを通じて積極的にPR。「あまおう」はブランド力を背景に年々引き合いが強くなっており、東京都市部の外食事業者からの関心も高まっています。
 加工センターでは、集荷した「あまおう」のへたを切って洗浄、冷凍保存することで年間を通して販売。6月上旬までに10トンの1次加工の販売を見込んでいます。今後は、7~11月にイチジク「とよみつひめ」、11~来年2月上旬は柿の1次加工を行う予定です。
 


写真=へたを切って洗浄、冷凍保存へ

 

柿「秋王」の甘さとおいしさギュッと詰まった「しっとり柿チップスー秋王」が新発売!

IMG_2059.JPGJA筑前あさくらは4月、県育成品種「秋王」を乾燥加工させた新商品「しっとり柿チップス―秋王」を発売します。糖度が高い上に、世界初とされる種がほとんどない「秋王」の旬のおいしさを無添加で丸ごと閉じ込めた逸品。1袋50㌘入りで500円(税別)でインターネットなどを通じて販売します。

 JAは、柿をはじめイチゴ「あまおう」、イチジク「とよみつひめ」など6次産業化による生産者の所得増大に積極的に取り組んでいます。新商品もその一環。選果した「秋王」を洗浄後、皮を剥き、カット、スライス作業を経て乾燥機にかけて半乾状態で種を取り除き、再度乾燥機に2日間かけて袋詰めしました。一般消費者向けの他、食品メーカーやレストラン、コンビニエンスストアなど向けの業務用1次加工の1㌔詰めも販売します。

 JAでは、福岡都市圏の百貨店などへも販路を拡大していく考え。今後も「秋王」をはじめ管内産の農産物の有効活用による加工品開発と生産拡大への支援、生産者所得の増大に積極的に取り組みます。