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「志縁PJ」で農業復興支援、農地再生試験スタート!

松末.jpg九州北部豪雨の被災地、朝倉市杷木松末地区で5月30日、水田やハウスに流入して堆積した残土を有効活用して農地再生を目指す土壌試験「松末実験圃場プロジェクト」が始まりました。JA筑前あさくらと西日本エリアセンター連合会が推進する「志縁プロジェクト」活用による復興支援の第1弾で、早期の実用化を目指して営農復興に弾みをつけます。

JA管内の東峰村と朝倉市は九州北部豪雨で甚大な被害を受けました。特に中山間地に位置する同地区は被害が最も大きかった地区の一つで、赤谷川沿いを中心に山間部から流入した真砂土が今も一面に堆積。表土は流出し、水路も断たれ、稲の作付けもままならないのが現状です。

プロジェクトは、営農再開と地域復興を目指し、朝倉市の杷木松末地区と朝倉地区に流入した真砂土と粘土性の土砂を混ぜ合わせて、農地の復旧で不足する耕作土として再生させることが目的で企画。同地区の約4㌃を利用し、松末地区コミュニティ協議会を中心にJA、国土交通省、県農業総合試験場、県朝倉農林事務所、県朝倉普及指導センター、朝倉市が連携し、今年4月から準備を進めてきました。

苗や農業資材の購入は「志縁プロジェクト」で農業復興のために全国から寄せられた寄付金を活用します。試験では、杷木松末地区の真砂土と朝倉地区の粘土を4パターンの比率で配合して40㌢ほど客土。5月下旬から6月中旬にかけて青トウガラシ、スイートコーン、カボチャ、枝豆、サツマイモを栽培し、品目別に耕作土として最適な配合比率を算出します。

同協議会の伊藤睦人会長は「農地再生を通じて地域復興を目指す」、JA災害復興対策室の濱﨑俊充課長は「関係団体と協力し、地域の営農再開のためにしっかり取り組んでいきたい」と力を込めます。