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[栗] 栄養価・選び方・漢方的な働き・保存法・栗の木・上手な調理法

栄養価

栗栗は発芽に必要な栄養素を備えているので、小さくても栄養価の高い食べ物です。栗の主な栄養価は炭水化物ですが、ほかにもタンパク質、ビタミンC、ビタミンB1、カリウムなど、豊富な栄養素が含まれています。

主成分の炭水化物は、活動エネルギーのもととなる栄養素です。栗にはこの炭水化物の分解を促すビタミンB1 も含まれているので、炭水化物が体内で効率よくエネルギーに変換されます。疲れた体を癒やすおやつに、栗を使ったお菓子はぴったりです。

さらにビタミンC、カリウムの効用も見逃せません。
特に種実類の中でも多く含まれているビタミンC は、体内の免疫力を高めて風邪や皮膚のしみ、しわを予防します。そしてカリウムは、血圧を下げる作用があります。「栗は好きだけれど甘過ぎるのは苦手」と言うのなら、栗ご飯、ゆでて肉のつけ合わせなどにして、秋の食卓に載せましょう。

選び方

皮がつやつやして張りがあり、重みのあるものを選びましょう。
古い栗は水分が減っているので重みが無く、味も風味も落ちています。
黒っぽく変色していたり、傷がついていたりするものは避けましょう。

漢方的な働き

栗は、その葉にも薬効があり、煎じた液は漆(うるし)や毛虫によるかぶれ止めに利用されています。

保存法

栗は長く時間が経つと水分が飛び、実が収縮して味が落ちたり、虫に食べられたりすることもあるので、なるべく早めに食べるようにしましょう。保存するときは新聞紙などに包んで冷蔵室に入れます。

栗の木

栗の木は堅くて耐久性に優れ、水や湿気に強いため、高級家具の材料として重宝されています。また、鉄道の枕木や土木材など、その特性から幅広い用途に利用されています。

上手な調理法

栗は外側の硬い「鬼皮」と、内側の薄い「渋皮」に守られています。加熱によって形が崩れやすい栗は、料理によってむき方を変えるといいでしょう。

生栗の形を生かして調理する場合、まずは水またはお湯に2~3時間漬け、鬼皮を柔らかくしてから底の部分を包丁で切り落とし、切り口から上に向かってはがすようにむいていきます。次に渋皮を栗の形に沿うよう、むき取ります。または鬼皮の底を切ってから焼き栗にすると、手で簡単にむけて、香ばしさも加わります。
 
調理の際は鬼皮と渋皮をむいた後、水に漬けてあく抜きしてから、ゆでたり、蒸したりするときれいに仕上がります。
形を気にしない料理や裏ごしに使うなら、15~20分間ゆで、底を切って鬼皮と渋皮をむきます。ゆでるとより柔らかくなるので、むきやすくなります。裏ごしの場合は、ゆでた後、半分に切ってスプーンでかき出します。裏ごしは熱いうちにするのがポイントです。
栗の調理には手間がかかりますが、その分美味しさも格別!普段はむき栗を使っているという方も、一度試してみてはいかがでしょう?ほくほく感と自然の甘味を楽しみたいのなら、蒸すのもおすすめです☆