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農産物

[キャベツ] 栄養価・歴史・選び方・食べ合わせ

キャベツの栄養価

200906_01.jpg生でも、炒めても、煮てもおいしい野菜「キャベツ」。注目すべき成分は、なんといってもビタミンU。ビタミンUは正式にはビタミンとして認められてはいませんが、ビタミンと同じような働きをすることから「ビタミン様作用物質」といわれている栄養素。別名を「キャベジン」といい、胃腸薬に含まれている成分としておなじみです。胃腸粘膜を丈夫にしたり、荒れた胃壁を治し正常に整える効果が期待できるほか、胃・十二指腸かいようを予防する働きがあるとされています。
また、キャベツは淡色野菜のなかではビタミンやミネラルを多く含みます。強い抗酸化力で皮膚や骨の健康を保ち、血管の老化を防ぐビタミンC、出血時に血を固める働きや骨からカルシウムが流れるのを防ぐ作用もあるビタミンK、不足すると貧血や動脈硬化につながり、「造血のビタミン」と呼ばれる葉酸、腸内環境を整え便秘予防と解消する働きのある食物繊維などを含みます。
ビタミンUとCはともに水溶性なので、水にさらすのは短時間にしましょう。

キャベツの歴史

キャベツの名前の由来は、英語の「キャベッジ」からなりますが、キャベッジはフランス語の「caboche(頭・丸いもの)」が転じたという説もあります。ヨーロッパ西南部海岸地域が原産とされ、世界各地で多くの種類が栽培されています。歴史の長い野菜で、古代エジプトでは酔い止めとして宴会の前に食し、ギリシアでも泥酔防止として用いられてきたと言われています。日本へは、江戸時代にオランダ船によって長崎に伝えられ、当初は観賞用とされていたといいます。カリフラワーやブロッコリーもキャベツの仲間です。

選び方

1.ずっしりと重量感のあるもの
2.表面につやがあるもの
3.カットされているものは葉が締まり芯の切り口がみずみずしいもの
を選びましょう!

野菜のあれこれQ&A

200906_02.jpgQ 野菜のビタミンCは、加熱調理で半分なくなる?
A 野菜のビタミンCは、調理すると平均で生食の50%を失うとされています。熱による損失より、水中への溶出や空気による酸化のほうが多いといわれており、調理法は、「煮る」「ゆでる」よりも「焼く」「揚げる」のほうが、損失が少ないと考えられます。半分近くを失うとはいえ、生食よりも加熱調理したほうが、カサが少なくなり量が多く食べられます。たとえば、キャベツの千切りでは丼一杯食べるのに努力が必要ですが、加熱することで量を多くとることができると考えると、生食にこだわる必要はないでしょう。

Q 冷凍野菜は、7~8割加熱ずみでも「加熱してない」と書かれている?
A 冷凍野菜は、7~8割方加熱されています。生のままでは味が落ちるので、冷凍による味落ちをカバーするためです。表示には「加熱してありません」や「加熱してお召し上がりください」(要加熱食品)となっていますが、これは食品衛生法により100%加熱でないと「加熱ずみ」と書けないない決まりがあるからです。その場合、気がかりな細菌数もメーカーによっては「≪要加熱食品≫と書いていても≪加熱不要食品≫の基準はクリアしている」という会社もあるようです。最近では冷凍枝豆などで「自然解凍でOK!」という品も見られます。細菌数を減らしているので問題ないという結果だと思われます。

「食」を考える

200906_03.jpg自分の食べたいものが何でも手に入る時代。身の周りには、数え切れないほどの豊富な食品であふれています。
しかし、本当に豊かな食生活といえるでしょうか。朝食をとらない、お菓子がご飯代わりという人が多く、足りない栄養はサプリメントや野菜ジュースなどで済ませてしまうなど、飽食時代ならではの歪みが生じています。 
基本である「何をどう選んで、どう食べるか」を考え、自身の食生活を振りかえることが、今の私たちに最も大切かもしれません。

キャベツとの食べ合わせ

+ アサリ、シジミ、レバー・・・貧血予防、肝臓機能強化、健脳効果
+ レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ミカン、そば・・・動脈硬化予防、血行促進、美肌効果
+ ホウレン草、ウナギ、ニンジン、ニラ・・・ガン予防、精力増強
+ カシューナッツ、植物性油、落花生、タラコ、かぼちゃ・・・ストレスへの忍耐力、老化防止、記憶力向上