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農産物

[キュウリ] 栄養価・良品の見分け方・保存法

栄養価

キュウリの写真季節を問わず食卓にのるキュウリですが、旬は夏です。私たちが「暑い暑い」と汗をかいているときに食べる野菜にふさわしく、ほとんどが水分です。栄養的には、多少のカリウムとビタミンCを含むことが特徴です。カリウムには利尿効果があり、むくみやだるさを解消し、膀胱(ぼうこう)炎や腎炎にも効果があるといわれています。ビタミンCには、免疫力を高め、疲労を回復し、美しい肌を作る働きがあります。サラダや酢の物でさっぱりとした食感を味わうほか、スライスして日焼けなどの肌パックに使うのもいいでしょう。
昔ながらのぬか漬けもお勧めです。ぬか漬けにすると、ぬかの栄養素が染み込んで、栄養価がグーンとアップするからです。ビタミンB1は約9倍、カリウムとビタミンKは約3倍、ビタミンCは約1.6倍といった具合です。
ビタミンB1には、糖質をすぐにエネルギーに換えて、倦怠感や食欲不振を振り払う働きがあります。ビタミンKには、出血した血液を凝固させる働きがあります。夏負けしそうな体には、こんなパワフルなキュウリのぬか漬けがピッタリです。
ところで、昔から河童の好物とされているキュウリ。さまざまな説がありますが、一説には、河童は水神といわれ、キュウリが初なりの野菜として水神への供物にされていたことに由来するともいわれています。
また、お盆のときには、キュウリの馬で故人の霊を迎え、その後、キュウリの馬を川や海に流して豊作を祈ります。縦割りにしたキュウリに持病や悩みを書いた紙をはさみ、加持祈祷をしてもらう「キュウリ封じ」という風習も各地に残っています。キュウリは日本人の暮らしに根付いた、頼りになる野菜です。

良品の見分け方

1.上から下まで太さが均一に近いもの

2.持ったときにイボが痛いほどピンと立っているもの

3.皮の色が濃い緑色で表面が乾いていないもの

保存法

1.水分がついている場合は拭いてから保存

2.密封せず風通しを良くする(新聞紙で包む、封をせずにポリ袋に入れるなど)

3.夏場は冷蔵庫の野菜室で、冬場は涼しい室内でも可 ※冷やしすぎは味の低下につながるので注意