原産地は、ヨーロッパから地中海沿岸の中央アジア。食用や油をとるための作物として、古くから世界的に用いられてきました。
日本へは、平安時代にすでに「和種なばな」となる「なばな」が渡来していたと言われています。
当時は野菜としてというよりも、灯り用の「ナタネ油」をとるために栽培され、江戸時代まで続きました。
明治時代に入って導入された「洋種なばな」は、アブラナとキャベツの仲間が交雑して、それがヨーロッパに伝わったもの。
和種に代わって灯り用に栽培されるようになりました。
花を咲かせる前の「なばな」は、植物が生長するために必要な栄養や成分をたっぷりと含んでいるので栄養満点。
また、ほろ苦さが体の免疫力を高めたり、不安定な気持ちを和らげたりします。
ビタミンA、B1、B2、C、鉄分、葉酸などの栄養をしっかりと含んでいる「なばな」。ビタミン・ミネラルを補給したいときの力強い味方です。特に、ビタミンCの含有量は野菜の中でもトップクラス。強い抗酸化作用で、気候の変化に立ち向かうための免疫力を高めてくれます。
また、カルシウムも豊富で、ホウレン草の約3倍が含まれています。
こんな人にオススメ
・生活習慣病予防
・アンチエイジング(老化抑制)
・リラックス効果
・出産予定
アブラナ科の植物に含まれる辛味成分イソチオシアネートの強い抗酸化作用には、免疫力を高める働きがあります。
骨に必要なカルシウムやビタミンKを含んでいます。
鉄分、葉酸などが赤血球の生成を促し、貧血の予防になります。また、食物繊維も多く、整腸作用にも効果的です。
神経伝達物質と関係が深いカルシウムをしっかりとると、気持ちが落ち着き「なばな」のほろ苦さとともにリラックス効果が高まります。
・切り口がみずみずしいもの ・茎にハリがあるもの ・葉が柔らかく、色鮮やかなもの
ビタミンCなどの水溶性の栄養素を効率良く摂取するためには、ゆで過ぎないこと。また、ゆでた後、水にさらし過ぎないことが大切です。
保存性が低いため、湿らせたキッチンペーパーに包み、冷蔵庫に立てて保存するか、または、軽く塩ゆでして冷凍庫に入れると、より長く保存できます。