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農産物

[博多万能ねぎ] 栄養価・歴史

栄養価

200710_01.jpg医者いらず医者知らず。「博多万能ねぎ」は万能食品です。
「博多万能ねぎ」には、私たちの健康に役立つ数々の素晴らしい効能があります。その効果は、まさしく万能薬。たくさん食べて健康生活を守りましょう!

疲労回復!

ネギ独特の香り成分は、イオウ化合物の一種で硫化アリルといいます。
硫化アリルの一種で、アリシンと呼ばれる成分には、糖質代謝を促進し、エネルギーに変えるビタミンB1の吸収率を高める働きがあります。
ビタミンB1が多く含まれる豚肉などと一緒に摂取すると新陳代謝を活発にし、疲労回復につながります。また、脳や神経にエネルギーが充分に運ばれるので、脳の活発を良くし、集中力がつきます。

風邪予防!

アリシンには、体を温めて発汗を促す作用や殺菌作用があります。また、ネギはビタミンCも豊富に含んでいるため白血球の働きを強化し免疫力が高まります。風邪をひきやすい人におすすめです。

発ガン予防!!

ネギに含まれるセレン(ミネラルの一つ)やビタミンCには抗酸化作用があり、βカロテンには粘膜の健康を保ち免疫力をアップさせる効果があります。そのため、ガンの予防効果があると考えられています。

血液をサラサラにする!

アリシンには血液の凝固を遅らせて、血液をサラサラにする働きがあります。また、血液中の脂質を減らし、糖尿病、高血圧、動脈硬化の予防にも有効とされています。

食欲増進!

アリシン消化液の分泌を高めて食欲を増進させる作用があります。
*アリシンは熱に弱く、水に溶ける性質があるので、長く熱すると消えてしまいます。アリシンを効果的に摂るなら、生で食べるのが最適です。

「博多万能ねぎ」40年の歴史

200710_02.jpg今や台所になくてはならない存在となった「博多万能ねぎ」。
昭和52年12月、「博多万能ねぎ」として京浜市場への出荷が始まりました。
しかし、青いところは捨てるという関東の食文化に一向に値がつかず、市場担当者が売れ残ったネギを肩に担いで売って回る日々が続きました。
年が明けた1月より、「博多」ブームもあり「博多万能ねぎ」をPRしようと、ネギ農家の女性たちは、京浜地区の量販店に出かけ試食宣伝を行いました。
また、市場を見回り、出荷したネギの品質を確認しました。しかし当初は、長時間のトラック輸送で傷みが発生するなど、「博多万能ねぎ」はただ処分されていくばかりでした。
そんなある日、飛行機を使い短時間の輸送で、鮮度を保ったネギを届けることを考え出しました。
さらに高級感を出すため、「JAL(日本航空)のマークをつけたい」と交渉し、開始から2カ月後、ついに許可がおりました。
こうして、空を飛んでやってきた「博多万能ねぎ」は大評判となり、昭和61年には全国農林水産祭で天皇杯を受賞するまでになりました。
ジェット機輸送、JALマークなど大胆な発想で全国を魅了してきた数々の試みは、あの売れない苦しい日々が築き上げたもの。さらに、それを笑顔で支え続けた女性たちの賜物です。

産地は動く

200710_03.jpg農産物の市場は「産地は動く」というジンクスがあるほど、新しい産地に追いつき追い越される厳しい世界。長年トップを守り続ける「博多万能ねぎ」を支えているのは、農家の寝る間も惜しんだ収穫・集荷の日々と、日持ちが断然違うという市場からの厚い信頼。
小さな種から伸び出た「博多万能ねぎ」の芽は、約3ヵ月の時を経て出荷の時を迎えます。
その収穫作業は、道具なしのすべて手作業。青い香りが満ちたハウスの中には、土をしっかりつかんだ根の抜ける音が、静かに響きます。
水洗いで真っ白な根元が現れると、外葉をはぎ、最も新鮮な中心の1本のみに仕立てていきます。これだけは機械ではできない作業。
「博多万能ねぎ」が新鮮で美しいのは、この何十年と変わらぬ1本1本手塩にかける手作業によるものです。
トップブランドとして輝き続ける「博多万能ねぎ」。40年の歴史をぜひ味わってください。